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幸せな二人が増える事
それが私たちが
指輪をつくる理由

妻と出会って12年、結婚して10年。その間に3人の子供にも恵まれました。

結婚はただの紙切れと言う人もいるが、10年経って今、妻といる事に奇跡すら感じます。自分にない部分を補ってくれて、良い部分を理解し支えてくれる存在です。慌ただしい日々の中で数えきれないほど衝突したが、問題を先送りせず、お互いがしっかり向き合ってきて良かったと二人でよく話しています。

私たちは色んな経験と出逢いをへて、より丁寧に人生を味わうため又、指輪づくりをより深めるために八ヶ岳へ移住してきました。妻との出会いによって今がある。それまでに漠然と抱いてきたこの社会への疑問の答えをくれたのは妻です。だからこそ、より多くの人に結婚して欲しいと思う。己の価値観を通して最愛の人に出会えたら、その人は自分に大きな力をくれるから。

 

より多くの『幸せな二人』が増える事。それが私たちamakuniが指輪をつくり続ける理由であり、願いです。

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Profile

福岡 克将

Katsumasa Fukuoka

貴金属装身具製作一級技能士
昭和58年生まれ
名古屋市出身、山梨県北杜市在住

2002年 愛知県立旭丘高等学校 美術科卒

2004年 KIDI PARSONS product design科卒

2006年 PARSONS school of design product design科 中退

2007年 amakuni設立

2013年 jewelry craft Shudoにて彫金の基礎を学ぶ

足るを知り、
自分らしくあること

"Less is more”とMies van der Roheは言った。禅の格言にある「我唯足知」。この2つの言葉に深い共感を覚える。"より少ない事はより豊かである事”、「私はただ私のままで満ち足りている。」ニュアンスの差はあれど、主旨は同じに思う。無駄が削ぎ落とされ内側から輝くような人や物が格好いいと思う。simpleにしていく事は簡単な事ではない。膨大な無駄とtry&errorの果てにあるのがsimpleという事。自分自身たくさんの無駄を経て今があり、今に至るまで多くの人を傷つけ、物を無駄にしてきた。人の心を満たすのは物でなくて、自分が自分らしくある事だ。心が満たされ自分らしくあれる時、人は幸せを実感するんじゃないだろうか。そう言う事に気づきを生む道具を作りたいと考えるようになった。

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ロゴマークは太陽・空・山(大地)で構成されていて、天国(amakuni)の天の字を表している。

指輪づくりを始めた当初、父から先祖は刀鍛冶だったと聞いて以来、天国と名乗っている。天国は奈良時代に活躍したとされる日本刀剣の開祖。実在したかどうかの文献は残っておらず、現存する刀にも名はないようだ。熊本の曾祖父様は刀工が使用する木桶を作っていて、屋根裏にはたくさんの刀が眠っていたと父から聞いたことがある。私や子供たちが物を作るのが得意であること、私が異、金属に惹かれる理由が腑に落ちる想いだ。

個人作品の背景(結婚指輪と重なる所もあるが)には、製法や意匠を退行させる意図がある。プリミティブ(原始的)な物事に人の本質を見るから、暮らし方も求める物事も次第にそっちへ向かってる。造る私や私の暮らし方、想いに触れられる事も大事にしたいし、商業的なモノづくりでは実現できない一点物。願わくば作品を通して感じて貰いたい。

Art work

私は物を選ぶ時、長く愛せるかどうかを第一に考える。変化を楽しめるかどうかも重要。使うことで自分色に染まるような物は、代わりの効かない宝物になる。手にした瞬間に価値を失うような物は必要ない。どんなに時代が変わっても、変わらない価値を持つ物を選びたい。

そしてまた私の作品も、人々に長く愛されるものであって欲しい。

指輪は、人類の繁栄を担うもの

結婚指輪はただの道具とよく言われますが、人類が生み出した数多の道具の中でも類稀な、人類繁栄を担う物だと思っています。

amakuniがつくるのは、ただの指輪ではありません。

本当に大切なものは何かを見つめ直す、そんなきっかけになるような指輪づくりをしています。

より多くの夫婦に出会えることを心より楽しみにしています。

goldsmith amakuni

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