ショッパーのアップデート

手作りした指輪達を収める箱も、その箱を収める袋も、できるだけ人の手あとが残る物にしたかった。とはいえ全てを自分でやる訳にゃいかず。ずっと良縁を待ち侘びていた。そしてついに朋子さんに出会った。@tomoko_modelisitとして一点物の洋服を制作する朋子さんとは、数年前に風の森建築が主催した家づくりのワークショップで知り合った。それから妻が度々お世話になっていて、僕もアトリエへお邪魔する関係だった。クソ忙しいファッションの世界でバリバリ働いてきた朋子さんだが、大事なモノを見極めるために北杜の森へ移り、ひっそりと自分の信じる物作りを深めてる。彼女の思想は一貫している。無駄なモノは作らない。その姿勢に深い共感を覚え、もしかしたら袋作ってくれないかな？なんて相談して、このたび実現したamakuniのショッパーは、洋服を制作する時に出る端材を使用して貰う事にした。シンプルな巾着型ながら、とても丁寧に裁断、洋裁された品物は圧巻の完成度だ。指輪を作らせてくれる2人がずっと使える小さなバッグ、朋子さんと僕の想いを乗せて、これから使わせて頂く事になりました。色や生地はタイミングによって、手元にある物の中から選んで貰おうと考えてる。うーん。素敵やん。