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夢のマイホーム vol.3

  • 執筆者の写真: 天国 克将
    天国 克将
  • 5月12日
  • 読了時間: 2分

ど素人だから始められたのだと今振り返ると本当に思う。井の中の蛙大海を知らずとはこの事だ。何しろ建坪で100坪。ちょっと大きなペンションくらいある。部屋数すら正確に把握できなかった。当然全ての部屋に壁があり、床も天井も、おまけに窓まで付いてくる。躯体(柱などの構造体)は再利用するという前提で、一部屋ずつ手作業で剥がしていった訳だ。驚くことに解体作業の約9割はバール一本で進んでいく。この段階で使った道具は他に丸ノコとインパクト、ハンマーくらいだろうか。壊していくと逆にどう作られたのか分かってくるのが面白い。解体作業を頭の中で逆再生すれば、内外装くらいは自分でできると思えてくる。

何しろゴミの量が半端じゃない。木材、金属、外壁材、断熱材、プラスチックなどなど、あらゆるゴミを分別して袋に詰めては軽トラに積み、産廃業者へ運ぶ。1日で軽トラ何杯分のゴミが出たろうか。荷台にコンパネ煽って、パンパンに積み込んでの繰り返しさ。何ってね、生み出すのはゴミばっかりで、解体は精神的にくるんだ。進んでるのか後退してるのかも1日や2日の作業では見えない。ゴミ捨てる為にお金使ってるみたいで、もう何やってんだか訳が分からなかった。これからDIYで解体する人にこれだけは知って欲しい。解体業者はコンテナを貸してくれるって事。丁寧な分別も運搬も必要なくて、コンテナを庭に置いてってくれて、ゴミが満タンになったら回収に来てくれるって話。時間も労力も気力も無駄にせんように、知らないと本当に損するから、これだけは覚えておいて。

解体の良いとこ一つあった。痩せる。ではまた次回。

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